2024年01月18日(木) - 2024年04月07日(日)
紫式部によって描かれた、世界最古の長編小説『源氏物語』。千年の時を超え、今もなお愛され続ける物語は、古来しばしば画題にもされてきました。本展では源氏物語を描いた⽇本画を、各場⾯の解説などとともにご紹介します。
ここ嵯峨嵐⼭は、平安時代中期に成⽴した最古の⻑編⼩説『源⽒物語』にゆかりが深い⽇本有数の観光地です。当館の周辺には、主⼈公・光源⽒の側室である明⽯の御⽅と、⼆⼈の間に⽣まれた明⽯の姫君が居住したとされています。また、徒歩圏内には、光源⽒のモデルになったとされる源融(みなもとのとおる)の⼭荘跡「清凉寺」、光源⽒がお忍びで六条御息所を訪ねた「野宮神社」、光源⽒が建てた御堂の北側にあったという「⼤覚寺」などが存在します。
本展では千年の時を超え、今もなお愛され続ける『源⽒物語』を題材にした⽇本画の作品を、各場⾯の解説とともにご紹介いたします。
展示期間 | 2024年1⽉18⽇(⽊)〜4⽉7⽇(⽇) 前期:1⽉18⽇(⽊)〜3⽉4⽇(⽉) 後期:3⽉6⽇(⽔)〜4⽉7⽇(⽇) |
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開館時間 | 10:00~17:00(最終入館16:30) |
休館日 | 3月5日(火)、2月18日(日) 2月17日(土)は15:00で閉館 |
入館料 | 一般・大学生:1,000(900)円 高校生:600(500)円 小中学生:400(350)円 障がい者と介添人1名まで:各600(350)円 ※( )内は20名以上の団体料金 ※幼児無料 嵯峨嵐山文華館との二館共通券 一般・大学生:2,300円 高校生:1,300円 小中学生: 750円 障がい者と介添人1名まで:各1,300円 |
主催 | 嵯峨嵐山文華館 |
後援 | 京都府、京都市、京都市教育委員会、京都商工会議所 |
関連資料 | 作品リスト(日本語) |
紫式部/藤原定家/狩野山楽/中村大三郎/玉圓永信/山本素軒 他
中村大三郎《紫式部》(部分)
京都市学校歴史博物館蔵
伝 藤原定家《小倉色紙 朝ほらけ》
狩野山楽《源氏物語押絵貼屏風》(右隻部分)紅葉の賀
狩野山楽《源氏物語押絵貼屏風》(右隻部分)葵
玉圓永信《源氏五十四帖図》(部分)
狩野山楽《源氏物語押絵貼屏風》(右隻部分)花宴
山本素軒《源氏物語図屏風》(左隻部分)初音
狩野山楽《源氏物語押絵貼屏風》(左隻部分)絵合
山本素軒《源氏物語図屏風》(右隻部分)薄雲