紙本着色 7.9×5.6センチ江戸時代(公益財団法人小倉百人一首文化財団所蔵)
江戸時代に作成された肉筆かるた。
読み札は料紙の上方に金泥で雲を配し、上の句を散らし書きするとともに極彩色で歌人の姿を描く。
取り札は金箔を散らした料紙に金泥で下絵を描き、読み札同様散らし書きで下の句を書く。
黒漆に菊唐草文様の蒔絵を施した豪華な箱を伴っており、貴族や大名の嫁入り道具の一部として作られたと考えられる。
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